Works
施工実績

加藤神社 授与所兼参集所

竣工
2022年11月
所在地
熊本県熊本市
床暖房敷設面積
11.85㎡
建物種別
宗教施設
床暖房種別
電気式パネルヒーター

神社施設の床暖房化で足元の冷えを解消。
働く人々の健康と歴史ある建造物を守る。

熊本城内に構える加藤神社
世紀の大整備事業に参加。

熊本市のシンボル、熊本城。その城内に構えるのが、加藤清正公を祀る加藤神社です。令和3年に御創建150年、令和4年に城内再遷宮60年を迎える同神社は、世紀を越えて人々に親しまれています。

一方、台風や地震による建物の被害は深刻。加藤神社は誰もが安心してお参りできる環境を整えるため、式年を迎えるにあたっての記念事業と熊本地震復興事業として、令和4年から『令和の大造営』大整備事業に着手なさっています。

サンウエルスは、参拝者の方々に御守りやお札を頒布する建物の床暖房工事担当として、加藤神社 授与所兼参集所の建設工事に参加。

横幅約15mの床を暖房化。
神職の方々が働きやすい環境へ。

多くの参拝客が訪れる授与所兼参集所。初詣をはじめ冬場の行事では長時間窓を開け放つため、足元のつらい冷えが容易に想像できます。

今回、暖房を設置した床は横幅が約15m。大きな開口部近くで参拝者の方々と接する巫女さんをはじめ、神職の皆様の足元を万遍なく暖められるよう、躯体の柱を避けつつ電気式のパネルヒーターを敷設し、働きやすい環境を整えました。さらに、エリアを3カ所に分けて設置し、必要な部分だけを効率良く暖められるよう配慮。節電にも貢献しています。

外気の影響を受けやすい
歴史ある建造物にこそ床暖房を。

神社仏閣等の歴史ある建造物や昔ながらの日本建築は機密性が低く、外気の影響を受けやすい一面があります。足元からくる冷えをストーブ等で簡易的に解消する方法は今も見られますが、安全面を考えると不安が拭えません。今回の施工例のように必要な個所に床暖房を取り入れることは、人々の健康と建造物を守る意味でも価値ある選択であると、私たちは考えています。

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