社会福祉法人海音子会ひがし子ども園

子どもたちのすこやかな成長を願い、
保育園の床に最適なぬくもりを。

新しい園舎の建設工事に設計の段階から参加。
空間にふさわしいガス温水式床暖房を敷設。

山口県下関市にある「社会福祉法人海音子会 ひがし子ども園」。子どもの安全を第一に、自然とふれあいながら、楽しく、あたたかい気持ちを育むことができる保育・教育を目指していらっしゃる保育園です。

同園は令和４年1月11日から4月30日にかけて、新園舎建設工事を実施。サンウエルスは暖房を設置する床の面積や空間の規模、子どもの生育にふさわしい温度設定について打合せを重ね、ガス温水式の床暖房を敷設しました。

床をはいはいする乳児も気持ちいい。
クリーンなぬくもり空間をご提案。

保育園を利用する子どもは０歳児の乳児から５歳児の幼児まで幅広く、成長に合わせて動きや行動範囲も変わります。特に、床をはいはいする0歳児から1歳にかけての乳児を冷えから守るには、床の環境を快適に整える必要があります。暖かい風が上に集まりがちなエアコンでは、床までしっかり暖めることはできないのではないか。私たちは、そうした観点から、床を適温で安全に温め続けられるガス温水式の床暖房を選定し、ご提案しました。

風を出さない床暖房はホコリがたちにくく、園児が過ごす室内の空気をきれいなまま保てる点も魅力。床が暖かいので冬でも裸足のまま気持ちよく過ごすことができます。

ご利用者様の声にも真摯に耳を傾け、
安全性に優れた独自の温度管理システムを開発。

「床暖房は低温やけどの心配があるのではないか」。そんなご心配の声も聞かれます。しかし、サンウエルスで検証した結果、床暖房による低温やけどの症例のほとんどは、温度を操作する室温センサーが壁に設置されている場合にみられるものであることが判明。壁のセンサーで察知した温度が床の温度と違うため、その誤差から床だけが暖まり過ぎる場合があるとわかりました。

この検証結果を経て、私たちは床の中に温度センサーを仕込む独自のシステムを開発。床面積が広くてもすみずみまで温度の変化をキャッチし、目標の温度をキープできるようになりました。これにより、床だけが暖まり過ぎるとか、床だけが冷た過ぎるといったケースは改善。より安全性に優れた床暖房システムをご提案しています。